AI兵器の国際規制議論~後編

世界の議題
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2019年9月28日先勝

AIが自らの判断で人を殺傷できる新たな兵器を巡って国際的に議論が加速している。

AI兵器は許されるのか、許すべきでないのか。

意見は二つに分かれているのが実情だ。

それぞれの見解の要点を整理した。

 

AI兵器賛成派の言い分

市民への誤爆が減ったり味方の兵士の犠牲が減ったりしてむしろ人道的だ。
物量ではなく軍備の効率化で対抗できるのでAI兵器の活用は歓迎だ。
AIにも様々あって犠牲を伴わない偵察や訓練シミュレーションなどの活用方法がある。
従来の銃弾や核兵器に比べて1人の殺害にかかるコストが圧倒的に安い

 

×AI兵器反対派の言い分

誰を殺すかを人間でなく機会が決定する。倫理的にも道義的にも許されない。
殺人という違法行為に対してAIが行ったことだとして誰も責任を取らなくなる
自軍の兵士が死傷しにくくなるので戦争を起こす事へのハードルがさがる
独裁者の弾圧が容易になり、結果として市民の犠牲者が増える。
LAWS(自律型致死兵器システム)に必要なすべての技術は現存しており、開発・実践配備までに2年あれば準備が可能なようだ。したがって、既にある技術を組み合わせてAI兵器を作るかどうかは政府の判断に委ねられている状態だ。
各国の軍事産業は政府が「必要だ」、「GO」と言ってくれるのを待っている。
AI兵器と聞いて、タブー視して目を背けるのは簡単だ。
この現実としっかりと向き合って、どのような規制が必要か、国際条約はどうあるべきか議論のスピードを上げていかないと、取り返しのつかないことになるかもしれない。

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