地震国に暮らす心構え・後編

家族地域の問題
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2019年9月8日大安

「山津波」という言葉を新聞記事で初めて知った。

名前の響きからして得体の知れない不気味な気配を感じる。

一体どんなものなのか、愛用している三省堂の辞書で意味を確かめてみた。

大雨・大地震のため、多量の土砂や岩石が流れ出す広範囲の山崩れ

山津波は地震による斜面災害のひとつで、斜面が崩壊し、河川が堰き止められて湖ができる。一時的に湖のようになった河川に水がたまり続けていくと、ある限界を迎える。そして、その限界点を超えたとき、せき止められていた水や土砂が一気に下流を襲う。

恐るべし「山津波」

以下、山津波の例

 

1847年5月の善光寺地震で100人が犠牲
1857年4月に飛越地震で 140人が犠牲(富山と新潟の県境付近を震源)
1923年9月1日11時58分に発生した関東大震災

3つめの関東大震災については、関東域内で最も被害が深刻だったのは神奈川県、特に小田原だった。

以下、新聞記事からの要旨抜粋。

96年前、震災による山津波は到着した列車を駅舎ごと相模湾に沈めた。落命した乗客、乗員、駅員は110人。小田原駅には震災50年後に建てた殉難碑だけが惨事を語り継いでいる。治山技術も鉄道の安全性も大きく向上したが、地震国に住む私たちは決して油断できない。災害の追悼碑は全国に佇んでいる。地域の教訓を忘れまい

 

国土地理院が新たな地図記号として「自然災害伝承碑」を作った。
災害は同じ場所で繰り返し起きることが珍しくないため、子孫に教訓を伝える石碑が各地に残ってはいるが忘れがちになっている。過去に発生した自然災害を伝える石碑の場所が地図に表記されるようになったのだ。

いざ、という時に身の安全、家族の安全を守るのは国でも地域の消防隊でもない。

自分が暮らしている町に過去に何が起きていたのか?どんな災害リスクが想定されるのか?こんなことは誰も教えてはくれない。

少し気に掛けて調べてみるだけでも意識はきっと変わるだろう。週末あたり近所の図書館に足を運んでちょっとぶ厚めの本やら町の地図でも眺めてみようかな。

 

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